2019年11月22日 (金)
こんにちは守口駅前歯科の歯科衛生士・松井です!
歯科衛生士になるために勉強しているみなさんはご存知かと思いますが、
虫歯になる原因には
①細菌、②糖分、③歯の質、④時間
があり、これらの要素が重なり合うことで虫歯が発生します。
糖分ですが、おやつに含まれる砂糖だけではなく、ご飯や麺類などにもたくさん含まれています!
今回は、管理栄養士さんに聞いた糖化と糖化が身体に及ぼす影響についてお伝えさせていただきます
①糖化とは?
糖化とは、食事から摂取した余分な糖質が、タンパク質と結びつき、老化物質であるAGEsと呼ばれるものを作りだすことです
タンパク質は血液など身体中の様々なところに存在します!糖質をたくさん摂りすぎてしまうと、身体中でAGEsが発生し、肌などの老化を進めてしまうのです!
②糖化によって起こる影響とは?
肌は、タンパク質の1つであるコラーゲンが糖化によって破壊されると、肌のハリがなくなり、くすみやシミができやすくなります
髪も同じようにタンパク質があるので、髪のハリやつやがなくなってしまいます♀️
それだけではなく、1番深刻な状態に陥ってしまうのが、血管や内臓に糖化が起こってしまうことです!
血管壁が糖化によってもろくなると、炎症が起こりやすくなり、動脈硬化のリスクが高まります⚠️動脈硬化が進むと、心筋梗塞や脳梗塞のリスクも高まりますし、老廃物をろ過する膜もタンパク質でできているので、そこが糖化によってダメージを受けると、腎機能が低下し、尿タンパクの症状が出ます。
そのほか、骨では骨粗鬆症、目では白内障や網膜症も糖化が引き起こしていると言われています。さらにはアルツハイマー病にも関係していると言われています。
③簡単にできる糖化予防法とは?
糖化が起こると身体に悪影響を起こしますが、糖質を一切食べないということはできませんよね?
簡単にできる予防法は、
食事の食べる順番を気をつけることです!
最初に主食である米やパンである炭水化物を食べるのではなく、食物繊維が豊富な野菜やキノコ類を食べ、タンパク質が豊富な肉や魚を食べたあとに主食を食べてみて下さい!
医療法人靖正会では、現在、10名の常勤管理栄養士が在籍しています。全国的にも珍しいかもしれません。患者さんから「食」に関する相談を受けた時、いつでも気軽に相談できるので、ほんと助かります。